大林宣彦 肺がん ステージ4と闘う治療法は分子標的薬か?オプジーボか?

転校生などの作品の名監督、大林宣彦 監督はまさに世界の大林と言っても過言ではないでしょう。
そんな大林宣彦 監督も今ではステージ4の肺がんとの闘病生活が注目されています。
ステージ4の肺がんを医師から聞いたとき、大林宣彦 監督が宣告された余命は6カ月!
ですが、今日は2017年8月11日・・・肺がんステージ4の宣告からすでに1年が経過しているのです。
大林宣彦 監督が余命6カ月を大幅に超えて、今もなお映画に携わっている秘訣は何なのでしょうか?
今回は大林宣彦 監督が肺がんステージ4の余命6カ月を超えた、治療法にクローズアップしてみました。
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《大林宣彦 肺がんステージ4の余命を超えた薬とは?》
実は不明です・・・
病は気から・・・で気持ちで肺がんを治したということはないのですが、大林宣彦 監督の肺がんはET-KINGイトキンと違い、詳細が不明なのです。
ET-KINGイトキンと中村獅童さんは肺腺癌と告白しており、肺腺癌とは肺がんの中でも60%を占める代表的な肺がん。
肺がんには肺腺癌の他にも小細胞肺がん、扁平上皮がん、大細胞がんがあります。
詳細は割愛しますが、もちろん同じ肺がんでも特徴も原因も異なります。
なので『肺がんだからこの抗がん剤!!』と単純な話ではなく、癌の症状によっても薬は変わってくるのです。
肺腺癌なのか?扁平上皮がんなのか?すら分からない状態なので、大林宣彦 監督の肺がんの治療で使われた薬に関しては分かりません。
しかし、ある程度の予想はできます!
中村獅童さんのようにステージ1の初期の肺がんであれば手術療法が選択されますが、大林宣彦 監督の肺がんはステージ4・・・。
つまり遠隔転移をしてしまっているため、手術をしないのが一般的。
そこで行われるのが抗がん剤投与です。
これは噂ですが、大林宣彦 監督の肺がん治療には分子標的薬が使用されたのでは??という情報がありました。
定かではないのですが、分子標的薬であれば可能性はあるかもしれません。
そもそも分子標的薬とは、がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルで捉えてそれを標的として効率よく作用するようにつくられた薬のことで、治療効果が高いと言われているのです。
ちょっとだけ難しい話になりますが、肺がんに有効とされている分子標的薬にはこんなものがありました。
■エルロチニブ
■ゲフィチニブ
■オシメルチニブ
■クリゾチニブ
■アレクチニブ
・・・なんだかチニブ!チニブの連続で意味不明(笑)ですが、これが肺がんに有効とされている分子標的薬のようです。
これ以上はいいでしょう・・・。
というのも、万人受けする薬であれば公開すべきですが、先程も書いたとおり分子標的薬は分子レベルで癌を標的にしているので、患者さんによっても当然異なります。
よって、大林宣彦 監督が本当に分子標的薬を使用していたとしても、他の患者さんの参考になるわけではないのです。
・・・ですが、さすがに肺がんステージ4の余命を大幅に超えている薬と聞くと、名前は知りたくなりますけどね・・・。
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《大林宣彦 肺がんステージ4はオプジーボで乗り越えた?》
オプジーボは値段の高さで話題になり、小林麻央さんが使うのではないか?と週刊誌で報道されたことで注目を集めました。
オプジーボとは・・・免疫細胞のPD-L1より先にPD-1と結合することで、T細胞ががん細胞によって邪魔をされないようにする薬・・・意味不明ですよね(笑)
もうちょっと詳しく説明すると・・・
人の身体にはT細胞という免疫細胞があります。
いわゆる正義の味方!!という位置づけですね。
しかし、悪い奴ほど頭が良くて、悪者の癌細胞はPDL-1という物質を作り出し、T細胞に「がん細胞への攻撃をやめろ!」という信号を発信するのです。
変な信号を出された正義の味方T細胞は免疫機能にブレーキをかけてしまう・・・結果的に癌細胞が増殖し始めてしまうのです。
そこで助っ人のオプジーボの登場です!!
オプジーボは癌細胞が発信するブレーキ信号を止める役割をしてくれます!!
そうすることによって、正義の味方T細胞は免疫機能を存分に発揮させて癌細胞を攻撃するのです。
つまり・・・オプジーボは癌細胞を攻撃するのではなく、癌細胞と闘う免疫細胞の助っ人役という感じなんですね!
伝わったでしょうか?(笑)
オプジーボは何より値段が超超高いのが特徴!!
オプジーボは2週間に1回点滴で投与するのですが、1回あたり130万円(苦笑)
ただし、肺がんの場合は保険適用になっているので治療費は安くなるようですが・・・それでも25,000円~140,000円になる計算になります。
2017年8月現在、厚生労働省がオプジーボの発表などもあって、今は安くなったようですが・・・それでも高いですよね??
小林麻央さんが投与したかは不明ですし、大林宣彦 監督がオプジーボを投与したかも不明です。
有名なのは森元首相がオプジーボでステージ4から生還したことで、話題になったことくらいでしょうか・・・。
ただ、今名前を挙げさせていただいた方は、全員超お金持ちの人ばかり。
家族が末期癌で闘っていて、仮に保険適用だとしても、サラリーマンの家庭でオプジーボの治療費を払い続けられる人は果たしてどれくらいいるのか??
ついそんなことを考えてしまいました。
もしかしたら、それこそがオプジーボの目下の課題かもしれません。
・・・ということで、オプジーボも挙げてみましたが、大林宣彦 監督が投与したかは不明です。
個人的にはオプジーボではなくて、何かしらの分子標的薬を投与したのでは??と考えています。
それにしても大林宣彦 監督が肺がんステージ4と闘い、今でも映画に携わっている秘訣はもしかしたら薬だけではないかもしれませんね。
映画に対する夢、想い、情熱・・・そんな心が肺がんの癌細胞を無効にしているのでは??
私にはそんな風に思えて仕方ないのです。
大林宣彦 監督には、まだまだ素敵な映画を撮り続けてほしいと願っています!!
これからも肺がんステージ4なんかには負けずに、最高の映画を世に送り出してください!!
応援しています!!
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