古村比呂 レッドカード状態の白血球減少の意味とは?抗がん剤が投与できない状態について解説!
古村比呂さんがブログを更新し、白血球が減少したため抗がん剤が延期になった旨を綴っていました。
レッドカードに近いイエローカードの細胞たちのサイン・・・分かるようで分からない、これは何を意味しているのでしょうか??
今回は古村比呂さんの白血球の減少、そして抗がん剤が投与できないリスクなど・・・古村比呂さんが現在闘っている病状についてクローズアップしてみました。
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Contents
古村比呂 白血球の減少が、なぜレッドカード?
古村比呂さんがブログを更新しました。
子宮頸がんの治療中の抗がん剤で白血球が減少し、そのおかげで抗がん剤治療が延期になった・・・という内容はすでにご存知の方も多いと思います。
ただ、白血球や抗がん剤・・・分かっているようで、実際は分からない人も多いかもしれません。
白血球や赤血球は授業の教科書で見たくらいですからね(;^ω^)
古村比呂さんの場合は白血球が減少して、予定していた抗がん剤は延期・・・。
なぜそんなことになったのか??まずはそこから解説させていただきます。
出てくるキーワードは以下の3点
①古村比呂さんは抗がん剤を一定期間をおいて投与している。
②先回の抗がん剤の副作用で白血球が減少
③白血球が減少したため、予定されていた抗がん剤投与を延期。
ここで疑問になるのが??白血球がなぜ減少したのか??という理由と、白血球が減少するとなぜ抗がん剤が投与できないのか??という点です。
まず古村比呂さんの白血球が減少した理由ですが、それは抗がん剤の副作用です。
抗がん剤の副作用と聞くと、吐き気と髪の毛が抜けることではないでしょうか??
確かに抗がん剤の副作用として、吐き気と抜け毛はあります。
しかし、抗がん剤の副作用で一番注意しなくてはいけないのは、実は白血球の減少!!
確かに抜け毛は女性としてショックです。
それに抗がん剤の副作用による吐き気は辛いですよね??
しかし、抜け毛は一時的なもので投与を止めれば生えてきますし、吐き気は点滴などので栄養補給することができます。
ですが、白血球の減少はそうはいきません。
白血球は本来、細菌、かび、ウィルスなどの病原菌と戦って体を守る働きを担ってます。
しかし、その白血球が抗がん剤の副作用で減少してしまったらどうなるのでしょうか??
白血球が減少すると、細菌やウィルスと闘うことができなくなり、感染症などの合併症を発症して重篤になりやすくなってしまいます。
なので、白血球が減少した時、人間の体は外部からの感染に気を付けなくてはいけません。
少し例えが悪いかもしれませんが・・・。
HIVが一番分かりやすいと思います。
エイズ(HIV)で死去する人は、エイズウイルスで亡くなっているわけではありません。
エイズウイルスが白血球を破壊してしまい、免疫力が極限まで低下して、そこで普通の人が感染しないような感染症にかかってしまい死去してしまうのです。
白血球の大切さ・・・これで伝わったのではないでしょうか??
抗がん剤は強力です!!
体が免疫力で守ってくれるから、抗がん剤治療に耐えられるのです。
しかし、白血球が減少して弱っている時の投与は危険・・・。
それで今回、古村比呂さんの抗がん剤は投与されなかった・・・ということになるのです。
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古村比呂 白血球の減少で抗がん剤ストップ!なぜヤバイ?
抗がん剤をストップと聞くと、良かった・・・と思う人もいるかもしれません。
というのも、抗がん剤は癌には有効な薬と言われる一方で、副作用のみがクローズアップされて「悪」みたいな言われ方をしているためです。
確かに抗がん剤は体にダメージをもたらしますし、髪の毛も抜けて肌もボロボロになって、女性としてのプライドを傷つけます。
しかし、それでも抗がん剤は大切な役割を持っています。
なぜなら、抗がん剤は化学物質の力で、癌細胞の増殖を抑えて!破壊する行動を行ってくれるからです。
ただ、破壊力が強すぎるため、がん細胞だけでなく正常細胞まで破壊するため副作用が生じてしまうんですね・・・。
そんな抗がん剤ですが、なぜ抗がん剤を投与できないと、古村比呂さんはレッドカード状態になるのでしょうか??
こちらの図をご覧ください。
これは、子宮頸がんのステージごとの治療方法を示したものです。
赤丸で囲んだのでお気づきだと思いますが、再々発後の古村比呂さんの子宮頸がんは肺転移もしており、ステージ4Bです。
すると、古村比呂さんに残された治療法は抗がん剤治療と緩和ケアということになります。
局所治療が有効かどうかは??担当医でないと分かりませんが、いずれにせよ!肺まで遠隔転移している時点で、手術などの外科療法は対象外になってしまうのです。
今現在、古村比呂さんが行っているであろう治療法から、抗がん剤を取ったら何が残るのでしょうか??
他に選択肢が多く残っているのならいいのですが、治療の選択肢が多く残っていたら、彼女はレッドカードという言葉は使用しなかったでしょう。
唯一の治療法だったのではないでしょうか??
そんな気がしてなりません・・・。
そう考えると、抗がん剤が延期になったことはレッドカード・・・という話がつながってしまうからです。
古村比呂 白血球増加と抗がん剤治療再開を願っている・・・
今回は抗がん剤の副作用によって白血球が減少し、それによって抗がん剤が投与できなかった古村比呂さんに注目してみました。
抗がん剤は延期になっただけで、今後しない!ということではありません。
しかし、抗がん剤をストップした分、副作用は収まりますが、癌細胞の増殖は増え続ける可能性があるのです。
古村比呂さんは不安で仕方ないはずです・・・。
肺に転移を告白している古村比呂さんですが、他の臓器への転移も不安のはず・・・。
抗がん剤は副作用が辛いため、古村比呂さんも苦しいと思いますが、それでも大切な治療方であることには変わりません。
今は白血球の数が回復し、少しでも早く抗がん剤治療が復活できることを願っています。
そして何よりも、一番心配なのが、古村比呂さんのメンタルがひどく弱っていること。
『抱えてきた気合がヒューとしぼんだ風船のようにちっちゃくなっちゃった』
よほど、ショックだったのでしょう。
子宮頸がんは気合だけでは治りませんが、治すためには気持ちは大切です!!
今は抗がん剤復帰と、強い気合が復活することを願っています。
古村比呂さん・・・頑張ってほしい・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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