古村比呂 子宮頸がん ステージは再発で悪化!3Aとも言われるステージの根拠について!

女優の古村比呂さんが子宮頸がんを患い、手術を行ったものの再発した・・・という話はあまりにも有名です。
芸能人が癌を患うと、必ずと言っていいほど癌のステージが注目され、ネットでは「余命」という言葉が飛び交うものです。
今回は女優の古村比呂さんが患った子宮頸がんのステージについてクローズアップしてみます。
実は古村比呂さんの子宮頸がんのステージ・・・再発の際に変わっていたのです。
【※記事最下部に2018年2月4日追記内容が書かれています】
Contents
【古村比呂の子宮頸がんステージ!2011年は?】
今から6年前・・・最初に古村比呂さんが子宮頸がんに気付いたのは2011年、46歳の時でした。
日頃から検診の重要性に気付いていた古村比呂さんは、そのかいあって子宮頸がんを初期ステージ(おそらくステージⅠ)の時点で発見することができたのです。
子宮頸がんは女性特有の癌ですが、ステージⅠと聞くとどのようなイメージがありますか?
人によっては5年後の生存率が90%という印象をお持ちの方もいるでしょうし、自覚症状がないステージ・・・と思われる方もいることでしょう。
2011年、古村比呂さんが最初に子宮頸がんが判明した時のステージはおそらくステージⅠだったと思います。
ちなみに子宮頸がんのステージⅠと言えば、「間質浸潤の深さが5ミリ以内で、縦軸方向の広がりが7ミリを超えない状態」を指し、5年後の生存率は90%です。
手術に関しても部分摘出を行う人も多く、それで終了する人もいるのです。
しかし、古村比呂さんの場合は違いました。
手術後の検査で、癌が広がっている・・・そんな良からぬ検査結果が出たのです。
【古村比呂 子宮頸がんステージの割に悪かった術後の検査】
確実なことは言えませんが、古村比呂さんの子宮頸がんが発覚したときのステージは初期ステージⅠだっと思います。
しかし、どんな癌でもそうですが、癌の顔つきというのが存在し、いわゆる性格が悪い癌がいるそうなんですね。
古村比呂さんの場合もそうだったのか??それは断言できませんが、少なくともステージⅠにも関わらず、術後の検査結果は悪かったのです。
結局、古村比呂さんは子宮の全摘出手術を決意・・・。
乳がん同様、女性のシンボルを失うという大きな決断をしたのです。
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【古村比呂 子宮頸がんステージ以上のリンパ浮腫】
悪いところを取れば治る・・・素人考えではそんな感じですが、子宮頸がんはそんなに甘くありません。
全摘出手術を終えた古村比呂さんですが、彼女の場合はそれで終わらなかったのです。
もちろん、手術で終る人もいますが・・・こればかりは個人差ですからね・・・。
多くの方がすでにご存知かもしれませんが、古村比呂さんは子宮全摘出の手術の後遺症でリンパ浮腫を患ってしまいます。
古村比呂さんに副作用と起こったリンパ浮腫の正式名称は「続発性リンパ浮腫」。
これは乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、皮膚がんの後遺症と出やすいと言われているリンパ浮腫であり、手術でリンパ節を除去したり、放射線治療によってリンパの流れが停滞して、腕や脚がむくんだことによって起こると言われています。
古村比呂さんの場合・・・どのようになったのか??
左足が右足の倍の太さに膨れ上がったのです。
3年もの間、リンパ浮腫で苦しんだ古村比呂さんですが、職業で女優です!
足がでる仕事もこなさなくてはいけません。
そこで古村比呂さんは担当医師に相談するのです。
唯一解決できるのは手術だけでした。
しかし、古村比呂さんの左足のリンパ管には傷んでいる箇所が多く、手術は反対されます。
医師は手術に反対しますが・・・古村比呂さんは折れなかったんですね。
まさに女優魂でしょうか??
医師に猛反対を押しのけ、古村比呂さんはLVA(顕微鏡下 リンパ管細静脈吻合術)という手術を受けたのです。
結果は・・・もうお分かりですよね??
古村比呂さんは現在、普通に歩くことが可能になりました。
ステージⅠで発覚した古村比呂さんの子宮頸がん。
部分摘出手術行いますが、術後の検査結果が良くなく子宮の全摘出手術を行います。
しかし後遺症でリンパ浮腫が発症・・・。
LVA(顕微鏡下 リンパ管細静脈吻合術)で回復して・・・すべてが終わるはずでした。
しかし、古村比呂さんの災難はまだまだ続くのです。
というより、次が一番大きかったかもしれません。
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【古村比呂 子宮頸がんステージ!再発後の現在のステージは?】
そう!終わるはずだった古村比呂さんの子宮頸がんですが、なんということか再発してしまいます。
2017年・・・今年の3月に再発!!それも4か所に転移していたのです。
転移しているわけですから、すでに子宮頸がんステージⅠの域は超えてしまっていることになります。
そう・・・古村比呂さんの子宮頸がんは再発して更に悪化していたのです。
そこで問題なのが、古村比呂さんの子宮頸がんが再発したときステージは何だったのか??
遠隔転移のステージ4だったのか??とても気になります。
なぜなら、子宮頸がんに限らず、癌の場合はステージで5年後の生存率が計算されているため、余命などの参考値も出てしまうからです。
では、古村比呂さんの子宮頸がんは再発時、ステージは何だったのでしょうか??
こんでヒントになるのが、古村比呂さんが行った手術名「広汎性子宮全摘出術」です。
そしてリンパ浮腫の症状が出ますが、それ以上の症状は告白してません。
もちろん治療の後遺症はあったでしょうが、内臓の不調などは訴えていなかったのです。
・・・となると、再発後の古村比呂さんの子宮頸がんステージはステージⅢAが最も近くなるわけです。
ここで子宮頸がんの各ステージ概要を表にまとめましたので、参考にしてみてください。
そして、多くの人が知りたがる5年後の生存率も記載してあります。
〖子宮頸がんステージⅠの5年後の生存率90.7%〗
ステージⅠA1
間質浸潤の深さが5ミリ以内で、縦軸方向の広がりが7ミリを超えない状態。
ステージⅠA2
間質浸潤の深さが3~5ミリ以内で、広がりが7ミリを超えない状態。
ステージⅠB1
臨床的に病変が確認でき、病変が4センチ以内の状態。
ステージⅠB2
臨床的に病変が確認でき、病変が4センチ以上の状態。
〖子宮頸がんステージⅡの5年後の生存率73.3%〗
ステージⅡA1
がんが膣壁に及んでいるが、子宮頚部周辺の組織にはまだ広がっていない段階であり、病変が4センチ以内の状態。
ステージⅡA2
がんが膣壁に及んでいるが、子宮頚部周辺の組織にはまだ広がっていない段階であり、病変が4センチ以上の状態。
ステージⅡB
がんが子宮頚部の周辺組織にまで広がっているが、骨盤壁にまで達していない状態。
〖子宮頸がんステージⅢの5年後の生存率56.0%〗
ステージⅢA
がんが膣壁の下3分の1に達しているが、子宮頚部の周辺組織への広がりは骨盤壁にまで達していない状態。
ステージⅢB
骨盤壁にまで達している、もしくは腎臓と膀胱をつなぐ尿管が、がんによって圧迫され、水腎症など腎機能に明らかな障害が出ている状態。
〖子宮頸がんステージⅣの5年後の生存率21.4%〗
ステージⅣA
がんが、膀胱や直腸の粘膜に広がっている状態。
ステージⅣB
がんが小骨盤腔を越えて転移してしまっている状態。
・・・やはり、ステージⅣの生存率はかなり厳しめになります。
確実なことは言えませんが、古村比呂さんの子宮頸がん・・・再発後のステージはステージⅢAではないか??と私は考えています。
【古村比呂 子宮頸がんステージを乗り越え、女優復帰へ!】
再発から治療を行い、なんとか「トットちゃん」の撮影に間に合いました。
再発に気付くのが1カ月遅ければ、間に合わなかったと古村比呂さん本人が言っています。
再発を知った時の心境を
「一人になりたくなくて、繋がりを探した」
と話す古村比呂さん・・・。
気持ちは分かりますが、古村比呂さんは一人ではありません。
愛する子供たちがいます。
そして見捨てないファンも・・・
その他にも顔のダニを経験したりと、本当に大変な思いをした古村比呂さん。
でも命はあります!!生きているんです!!
だから何度でもやり直しはできる・・・だから前に進んでほしい!そう思っています。
2017年10月現在、腫瘍マーカーは正常値という古村比呂さんの子宮頸がん。
腫瘍マーカーが全てというわけではありませんが、何よりも素晴らしいのは古村比呂さんが女優として復帰して輝いていること!!私はそう思っています。
大病を患い、プライベートでも離婚を乗り越えた古村比呂さん・・・更にいい女優さんになると私は思ってます。
これからも頑張ってください!!心から応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【※2018年2月4日追記:ヤフーでご覧になられた方も多いと思いますが、古村比呂さんの子宮頸がんが再々発しました。
肺とリンパ節への転移を発表しており、この転移は子宮頸がんステージ4bであることを意味しています。
詳細はこちらの別記事にて図解解説させていただきました。
再発は聞いたことがあるけど、再々発・・・大好きな女優さんだけに、非常にショックです。】
〘古村比呂さん関連記事:古村比呂 子宮頸がんステージや抗がん剤、再発の種類などのまとめ。 〙
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