西郷輝彦 癌ステージについて!各ステージを図解してみた!
俳優の西郷輝彦さんの、前立腺がんが再発!というショッキングなニュースが流れてから数年・・・。
ニュースに驚きましたが、その時に西郷輝彦さんの癌ステージについて、公表はされませんでした。
再発した前立腺がん・・・西郷輝彦さんの癌ステージはステージ4だったのでしょうか?
西郷輝彦さんが闘っている前立腺がんのステージの予想、そしてステージごとの5年後の生存率(一般的に余命と言われている)についてまとめてみました。
Contents
西郷輝彦の癌ステージはいくつだったのか?
前立腺がんの再発が発表され、心配の声が集まっている西郷輝彦さんですが・・・ニュースサイトを見いても、前立腺がんのステージは書かれていません。
分かっている情報としては6年前の手術で全摘出をした・・・ということが分かるだけでした。
ちなみに、全摘出手術をしていた・・・という情報だけでは癌ステージを特定することはできず、その時は遠隔転移はしていなかったのだろう・・・という予想くらいしかできないのです。
仮に、西郷輝彦さんが手術後に放射線治療や抗がん剤治療を行っていた・・・というのであれば、ステージ末期の4だった可能性もあります。
しかし全摘出手術をした!ということだけでは、癌ステージを決めることはできないのです。
ですが・・・テレビに出た際の一言で、癌ステージが予想できてしまったのです。
西郷輝彦 前立腺癌ステージは4だと思った!癌ステージ概要を図解
気になる方のために、最初に書かせていただきますが、西郷輝彦さんの癌ステージは4だと思った瞬間がありました。
それはテレビで西郷輝彦さん自身がこのように告白しているのです。
「ゴルフの練習に行って一発打ったら背中に激痛が走って…」
その激痛で前立腺がん再発に気付いたわけですが、調べて見たら痛みの原因は骨への転移だったらしいです!
ここでちょっと専門的な話になってしまいますが、お付き合い願います(*^▽^*)
そもそも前立腺がんには、居所に留まる「非転移性前立腺がん」と、転移する「転移性前立腺がん」に分けられます。
そこからステージ分けをするわけですが・・・少し補足が必要になるのです。
というのも、前立腺がんは他の臓器の癌とは異なり、ステージ分類には「TNM分類」「ABCD分類」があるからです。
「TNM分類」だと詳細に分類されるのですが、やたらと数字が多く・・・パッと見ただけでは分かりません。
よって、今回は4つに分類されていて、分かりやすい「ABCD分類」を図を用いて説明させていただきます。
(前立腺がんステージA)
⇒ステージAとは、前立腺肥大症の手術などで偶然にみつかった癌を意味します。
(前立腺がんステージB)
⇒前立腺がんの検診でひっかかり精密検査をし、前立腺がんの診断となった癌を意味します。(早期であってもBとなります)
それでは、ステージAとステージBを図で表してみましょう!
(前立腺がんステージC)
ステージCになると、癌が前立腺の被膜を超えて浸潤している状態になりますが、転移はしていません。
よって前立腺がんステージA、ステージB、ステージCは「非転移性前立腺がん」ということになるのです。
ステージCを図にすると・・・
となるのです。
(前立腺がんステージD)
ステージがA~Dまであり、最後のステージDとなれば、ある程度の予想はつくのではないでしょうか?
そうです。
ステージDは他の癌のステージ4と同じく、遠隔転移している前立腺がんという意味です。
図にするとこうなります。
・・・これが「転移性前立腺がん」となるわけです。
(各ステージの図引用元:www.gan-info.com)
前立腺がんが再発したという西郷輝彦さん。
骨に転移が発覚しました。
ということは・・・遠隔転移している癌ステージ4ということになるのでは??と思ったのです。
西郷輝彦の癌 前立腺癌のステージごとの生存率
西郷輝彦さんの余命なんて、神様でないかぎり分かりません。
ただし、前立腺癌の5年後の生存率は分かります。
ステージ1・・・92.1%
ステージ2・・・93.1%
ステージ3・・・85.7%
ステージ4・・・51.1%
・・・私の予想では骨転移から癌ステージ4だと思う旨を書かせていただきました。
それでも、他の癌に比べれば生存率は高いのが特徴なんです。
それを信じて、完全復活を願っています!!
西郷輝彦さんが1日も早く元気になって、素敵な歌声を披露してくれること、心から願っています。
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