ピカ子は前立腺がん なのか?ステージに関しても気になるが、PSAの結果が何を示すのか気になる!
ピカ子さんと言えば、1時間で2千万を化粧品で稼ぎ出したカリスマメークアップアーティスト。
そんなピカ子さんが「名医のTHE太鼓判!」の番組で行った「PSA(前立腺特異抗原)」で異常値が出たことが判明し、前立腺がんの可能性が浮上し、心配の声が挙がっています。
ピカ子さんは本当に前立腺がんなのでしょうか?
仮に、前立腺がんだとしたら、ステージはどれくらいなのでしょうか?
今回は「名医のTHE太鼓判!」の番組内でピカ子さんが体験した「PSA(前立腺特異抗原)」や前立腺がんの概要と可能性、そしてステージ予想についてまとめてみました。
Contents
《ピカ子に可能性が浮上した前立腺がんとはどんな病気?》
前立腺がん・・・その名の通り、前立腺に癌細胞があるということですが、その前立腺とは精液の元となる前立腺液を作る臓器で、男性にしかない臓器。
つまり、女性が前立腺がんになることはあり得ません。
前立腺がんは食生活のせいか??欧米では多く!男性がん死亡例の約20%(肺
がんに次いで第2位)を占める頻度の高いがんなのです。
しかしそれは欧米の話であって、日本では約4.8%と比較的頻度の少ないがんなんですね。
しかし、少ないと言っても、男性の癌の統計で見ると、胃がん、肺がん、結腸がんに
次いで4番目、男性がん全体の12%を占めています。
癌と言えば症状が気になりますが、前立腺がんの場合は前立腺の外腺の腺上皮から発生する率が高く、初期にはほとんど症状がないんです。
これですよね??良くないパターン!!
初期には症状がなくて、症状が出るころには転移している・・・という、最悪のパターンです。
そう考えると、前立腺がんは怖い癌ということになるのです。
<スポンサーリンク>
《ピカ子 PSAの検査で、なぜ前立腺がんの可能性を指摘されたか?》
前立腺がんは聞いたことがある人が多いと思いますが、ピカ子さんに前立腺がんの疑惑が浮上するきっかけとなったお「PSA(前立腺特異抗原)」に関しては初めて聞く人も多いでしょう。
「PSA(前立腺特異抗原)」は病気の名前ではなく、PSAとは前立腺から分泌される「前立腺特異抗原」と呼ばれる物質であり、前立腺がんのマーカーとして参考にされているものです。
簡単に言うと、前立腺がんを見極める検査数値だと思ってください。
ちなみに、「PSA(前立腺特異抗原)」は数値なのですが、その数値の大きさによって前立腺がんの確率を予想します。
それでは、具体的に「PSA(前立腺特異抗原)」の数値と前立腺がんの可能性を書いてみましょう!!
①PSA検査の結果が4ngml以上だった場合、泌尿器科専門医の診察を受けた方がいいレベル。
②PSA値が4~10ngmlは「グレーゾーン」といい、針生検で20~30%の割合でがんが発見されるレベル。
③PSA値が10ngml以上の場合で、すぐに針生検を受けることをすすめられるレベル。
となります。
つまり、③になるにつれて前立腺がんの可能性が高いということはお分かりいただけたと思います。
ピカ子さんの「PSA(前立腺特異抗原)」はどの程度だったのでしょうか?
ニュースサイトで掲載された内容が・・・
「PSA(前立腺特異抗原)」に異常値が見つかった。そして医師からは「前立腺ガンの疑い」の宣告。番組ではその後の精密検査にも完全密着する。
と書かれていたので、個人的には②のPSA値が4~10ngmlあたりではないか??と勝手に予想しています。
〘11月13日追記:ピカ子さんのPSA値は15.9あったことが判明しました。極めて高い数値のようです〙
『え~ピカ子さんが?嘘でしょ?』
と思われた方も多いかもしれませんん。
私も信じたくないのですが、ここで「名医のTHE太鼓判!」の予告編動画をご用意しました。
後半に衝撃のコメントがあります。
どうですか??
番組を盛り上げるためなのか?事実なのか・・・
『がんである可能性が50%ある!』と言われれば、誰だって笑いも消えます。
今はただピカ子さんが前立腺がんでないことを願うだけですね。
ちなみに、ピカ子さんの体から本当に前立腺がんが見つかった時・・・仮に見つかったとき、予想されるステージと余命はどれくらいなのでしょうか?
次に、前立腺がんの各ステージと5年後の生存率について書かせていただきました。
スポンサーリンク
《ピカ子 前立腺がんだった場合、ステージと余命はどれくらいか?》
結局のところ、多くの人が知りたいのは余命とステージではないでしょうか?
ピカ子さんが前立腺がんでないことが一番ですが、仮に前立腺がんだった場合、やはり気になるのはステージと5年後の生存率です。
それに関する答えですが、もちろん分かりません。
そもそも11月11日現在、「PSA(前立腺特異抗原)」で数値が怪しいだけであって、確実に前立腺がんと判明したわけではないので、ステージを予想すること自体できないのです。
とは言っても、せっかくブログをお読みいただいたので、前立腺がんのステージ分類と5年後の生存率を書かせていただきます。
実は、ピカ子さんに疑惑が浮上している前立腺がんはステージ分類が非常に難しいんですね。
多くの癌の場合は、ステージⅠ~ステージⅣで分類されますが、前立腺がんの場合は
「TNM分類」や「ABCD分類」など、いくつかの方法があります。
まず前者のTNM分類では、局所の状態(T)・リンパ節転移(N)・臓器転移(M)をそれぞれあらわすもの。
臓器転移のMが一番悪性であることは予想できますよね??
そして後者のABCD分類はそれらを組み合わせて総合的に進行度をみるものです。
ステージAは内視鏡手術でたまたまみつかった前立腺がんで、ステージBまたはステージC 前立腺生検でみつかった非転移性前立腺がん。
ちなみに、ここで言うBとCはT分類によって分けられます。
そして最後のステージDは転移性前立腺がん。
転移性ですから、ここでもDが一番進行しているのが分かると思います。
でも、難しい話はこれくらいにしますね( ;∀;)
前立腺がんの場合は、とにかくステージ分類が難しいのです。
ここで、多くの人が一番分かりやすい前立腺がんステージⅠ~ステージⅣでの5年後の生存率を書かせていただきます。
ステージⅠ・・・92.1%
ステージⅡ・・・93.1%
ステージⅢ・・・85.7%
ステージⅣ・・・51.1%
です。
どうです??
他の内臓の癌と比べて、生存率高いですよね??
ステージⅣの場合は転移しているわけですが、それでも他の臓器の癌よりも生存率が高めなのです。
11月11日現在、ピカ子さんが前立腺がんなのか?違うのか?分かっていません。
ただ、この5年後の生存率を見る限り、きちんと治療をすれば大丈夫のように思えます。
一番望むのはピカ子さんが前立腺がんでないことですが、仮に前立腺がんだったとしても、きちんと治療をして完治することを願っています。
それにしても、「名医のTHE太鼓判!」と言う番組は多くの芸能人を救っている素晴らしい番組!!そんな風に思えました(^-^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク