小澤征爾の余命を病気 大動脈弁狭窄症の重度で調べようとした隣のサラリーマン・・・
小澤征爾さんが大動脈弁狭窄症という病気を患い、治療に専念することを発表しました。
それを駅構内で待っている時にスマホで見たのですが、隣の二人組のサラリーマンが「小澤征爾の余命ってヤバくない?」と、よく分からない会話をしていたのです。
そもそも大動脈弁狭窄症とはどのような病気なのでしょうか?
そして、本当に大動脈弁狭窄症というだけで小澤征爾さんの余命が判断できるようでしょうか?
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小澤征爾の病気 大動脈弁狭窄症ってどんな病気?
まずはそこからでしょう。
ブルマの声で人気だった声優の鶴ひろみ さんの死因は大動脈解離でした。
同じ大動脈で起こる病気なのですが、今回 小澤征爾さんが公表した大動脈弁狭窄症とはどのような病気なのでしょうか??
それでは、簡単に説明します。
これは心臓の図・・・
(画像引用元:https://j-depo.com/様)
ご覧いただくと分かると思いますが、心臓には右心房、左心房、右心室、左心室・・・という4つの部屋に分かれています。
ここまではOKですか??
心臓に血液が流れて人間は生きているのですが、血液の流れにはルールがあります。
つまり、血液が流れに逆らって、逆流すると大変なことになってしまうのです。
そこで心臓には、血液が逆流することがないように、部屋と部屋の間に弁というものがあるのです。
上図をもう一度ご覧いただくと、お分かりになると思います。
左心室と大動脈の間にある弁を「大動脈弁」と言い、何かしらの原因で、この弁が固くなり、血液の出口がふさがってしまうことを大動脈弁狭窄症と言うのです。
これくらいでいいでしょう・・・(;^ω^)
これ以上説明すると、頭がゴチャゴチャになりますからね・・・。
それでは、入院を発表した小澤征爾さんに行われる大動脈弁狭窄症の治療法について考えてみたいと思います。
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小澤征爾の病気 大動脈弁狭窄症でどんな治療を行う?
当サイトで多く書いている「癌」の場合、初期の癌は手術で摘出します。
遠隔転移しているステージ4になると手術は不可能で、抗がん剤や放射線治療で闘病するのが普通なのです。
しかし大動脈弁狭窄症の場合は逆で、手術は高度の場合に主に行われます。
大動脈弁狭窄症のステージは癌とは違い、ステージ4などと言う数字ではありません。
こちらをご覧ください。
(画像引用元:http://www.jhf.or.jp/様)
これをご覧になると、なんなくお分かりいただけると思います。
大動脈弁狭窄症の場合は軽度、中等度、高度の3段階に分類するようです。
分類に関しても難しいので、これ以上の解説は止めておきます(;^ω^)
ただ一つ言えるのは、重度の大動脈弁狭窄症の場合は、いろいろな症状が出るといこと・・・。
軽度の大動脈弁狭窄症の場合では、症状を感じない場合があるんですね。
病院での検査結果で大動脈弁狭窄症の症状が発見された小澤征爾さんですが、検査のきっかけが、たまたま人間ドックだったのか・・・その辺が気になるところです。
ちなみに、多くの人が気にかけているであろう「余命」ですが・・・。
大動脈弁狭窄症の場合、癌のようなステージごとの5年後の生存率という表はありません。
ただ、参考までに書かせていただくと・・・症状が出ている高度の大動脈弁狭窄症の場合、心不全で2年、失神で3年、狭心痛で5年といわれているようです。
高齢者に多い大動脈弁狭窄症ですが、やはり余命を聞くと怖いですね・・・。
ちなみに小澤征爾さんの場合ですが、重度も不明のため、余命はもちろんのこと!治療方法も分かりませんでした・・・。
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小澤征爾 余命は大動脈弁狭窄症でヤバいって本当??
ということで、今回は世界の指揮者 小澤征爾さんの病気 大動脈弁狭窄症について書かせていただきました。
私はこの手の音楽は聞かないのですが、家族はクラッシクファンのため、小澤征爾さんをカリスマのように崇拝しています(*^▽^*)
なので、カリスマにはまだまだ活躍してほしい!!と願っています。
さて、病気の大動脈弁狭窄症に関してですが、余命がヤバイ・・・なんてことはないと思っています。
検索の結果、更に精密検査が必要ということで入院するそうですが、問題は検査を受けるきっかけだと思います。
小澤征爾さんが何かしらの症状を感じて、検査を受けたのであれば、重度の大動脈弁狭窄症の可能性はあると思います。
ですが、主治医の先生は『検査では大きな問題はありませんでしたが、循環器系の検査で大動脈弁狭窄症の進行が認められた。』と言っているので、ここは名医を信じましょう!!
先生の言葉通りであれば、手術を行うこともないかな・・・と思っています。
世界の小澤のため、ニュースになりましたが、決して余命がヤバイわけではない!!ということですね。
二人組のサラリーマンは次の駅で降りてしまいましたが、自宅に帰っても会話を続けているのかもしれません。
ニュースの報道・・・とても役に立つものですが、同じニュースでも読み手でにって解釈が異なる・・・。
そのことがフェイクニュースのきっかけとなるのかもしれませんね。
今はただ、検査入院と最善の治療で小澤征爾さんがお元気になることを願っています。
世界の小澤!!まだまだ現役で頑張ってもらいたいですからね(*^▽^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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