小林麻央 座薬と痛みどめテープとは併用可能?!末期癌の痛みと闘う時の味方について調べてみた!
小林麻央さんがブログ KOKORO「カモミール」を更新し、明らかになった口内炎と座薬の使用。
口内炎のみならず、足のむくみや、骨転移による全身の痛み、そして顎転移による顎の痛みと闘っている小林麻央さん。
強い痛み止めを使用していると思うのですが、気になるのは併用してもいいのか?ということ。
ということで、今回は小林麻央さんの病状ではなく、小林麻央さんが使用しているであろう痛み止めについてクローズアップしてみました。
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小林麻央 座薬や痛み止めテープなど、痛み止めはどんな種類がある!?
痛みどめ・・・分かるようで分からないものです。
なぜなら、普通に仕事をされている健康体の方が飲む痛み止めは、アスピリンやロキソニンと呼ばれる頭痛薬や、歯痛用のとんぷくぐらいではないでしょうか?
女性特有のお腹の痛みにも、頭痛薬と同じアスピリンやロキソニンが使われます。
しかし小林麻央さんにように、末期癌と闘う場合、骨転移などがあるため、上記の痛み止めではカバーできません!
まずは、小林麻央さんのような末期癌の方が使用する痛み止めの概要を、簡単に説明させていただきます。
そもそも、癌の痛みに使用する標準治療は1986年に公表された「WHO方式がん疼痛治療法」です。
いきなり、難しい・・・言葉が出てきましたが、もう少しお付き合いください。
まずは、痛み止めを大きく2つ!!あります。
①非オピノイド
②オピノイド
聞いたことがあるようで、ないような言葉ですが・・・
①のオピノイドに該当する薬は聞いたことがあると思います。
そもそも①の非オピノイドとは、そんなに強い薬には該当せず、一般的に痛み止めとして使われている非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)のことを指します。
非オピノイドとして代表的なのが、アスピリン(アスピリン)、ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンなど)、ロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンなど)なです。
アスピリンやロキソニンは薬局で買える頭痛薬としてありますが、ボルタレンは風邪を引いてお医者さんに行くと、薬の中に入っていたりします。
前置きが長くなりましたが、非オピノイドは末期癌の人のみならず、普通の方でも使用することがある痛み止めのことなのです。
もちろん、癌患者さんでも使用することがあるとは思いますが、担当医が処方した場合は市販の薬よりも強い可能性は十分に考えられます。
一方、②のオピノイドですが、「非」という文字が付いていないので、なんとなくお気付きの方もいらっしゃるかもしれません。
オピノイドは非オピノイドとは異なり、モルヒネなどの医療用麻薬を指します。
なお、そこから更に薬の強さによって弱オピオイドと強オピオイドに分かれ、弱オピノイドにはコデインなどが該当し、強オピノイドにモルヒネなどがあるのです。
ちなみに、小林麻央さんがブログ KOKOROで増量を告白した痛みどめテープはオピノイドに該当します。
・・・ということで、これ以上は難しい話になるので止めますが、小林麻央さんは強オピノイドを使用している可能性が極めて高い・・・ということも、ご理解いただけたと思います。
ちなみに、癌特有の骨転移の痛みにはビスホスホネート製剤が使用されますが、小林麻央さんの場合は2006年に治療薬として承認された「ゾメタ」を使用しているようですね。
6月に入り、小林麻央さんのブログ KOKOROの更新頻度は安定しているように思えます。
再入院した時は憂鬱そうな表情に見えましたが、退院し在宅医療が始まってから、素敵な笑顔を拝見するようになりました。
しかし、ブログ KOKOROで掲載される顔画像では全く予想できないほど、強烈な痛みと闘ってたのです。
いろいろな痛み止めを使ってでも、笑顔で写真をブログに掲載・・・小林麻央さんは凄い人です!!
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小林麻央 座薬と痛みどめテープとは併用可能?!
素人的な安易な考えですが、強い薬は一緒に併用できない・・・という中途半端な知識があります。
そこで気になって調べたのですが・・・小林麻央さんの薬の名前が分からないので、正確なことは言えません。
痛みどめテープが私の予想通り、「フェントステープ」であれば・・・どうやら併用は可能なようです。
「フェントステープ」も強い貼薬なので使用上の注意事項もありますが、一緒に使ってはいけない薬・・・というのは、特にないようなんですね。
ただし何度も言いますが、「フェントステープ」は強い薬のため、他の薬(座薬など)と併用する場合は担当の医師に相談してください・・・と書かれていました。
ちなみに小林麻央さんの場合、自分で薬局に行って座薬を買ったとは思えませんから、担当医の許可をもらっているはずです。
なので安心ですね。
さて、もう少し座薬の話をしましょう!!
小林麻央さんはブログ KOKORO「カモミール」の本文でこのように書いています。
『忘れていた座薬を試したら、ようやく落ちつくことができました。
もう少し早く甘えてお電話をすればよかったです。
・・・これを読んだとき、私は少し驚きました!!
なぜなら、そんなに座薬が効く!!という認識がなかったんですね。
勝手な偏見ですが、痔の薬・・・的なレベルの知識しかなかったので、座薬の底力を知らなかったのです。
座薬を侮ってはいけません!!
座薬は直腸から直接薬剤を吸収するため、飲むタイプの痛み止めよりも効果が早いと言われています。
小林麻央さんも座薬を使用し、眠れたようなので即効性は本当のようですね。
そしてメリットはまだあります!!
座薬は肝臓を通過しないため薬が分解される心配がありません!!
なので、その分安定した効果を発揮するというメリットもあるのです。
私はアスピリンで100%胃が痛くなるのですが、座薬は当然胃などは経過しませんので、無理に食事をして飲むという面倒な過程(笑)も必要ないのです。
ただし、座薬もメリットだけではありません!!
座薬にも弱点があり、それは効果の続く時間が短いということです。
効果を発揮するのは一般的に1~2時間!!4~6時間で血中濃度が徐々に下がって、投与後約8時間ほど経つと効力が失われてしまうのです。
なので小林麻央さんはこのように書いているんですね。
『眠る前も、予防で座薬を使い、今朝はほんの少しの痛みで起き上がることができました!!』
小林麻央さんの場合、痛みで眠れないこともあるので、寝れるように座薬を投与。
しかし持続時間が短いので、朝起きると少しの痛みはあった・・・的に解釈できるのです。
それでも、小林麻央さんに睡眠をもたらしてくれた座薬には感謝ですね。
・・・ということで、今回は痛みどめテープや座薬のことなど、小林麻央さんが使用している薬について注目してみました。
実際に小林麻央さんが使用している薬の名前が分からないので、確かなことは言えないのですが、痛み止めが小林麻央さんが笑顔になる手助けをしてくれていると思っています。
今日は6月12日・・・昨日のブログ KOKORO「カモミール」の更新から時間が経過してしまっていますが、強も素敵なブログ KOKOROを更新してくれることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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